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【モトブログ】マイクを使って排気音を綺麗に録音するコツとアイテムを紹介

モトブログの動画撮影で、自分のバイクの排気音を綺麗に録音したいと思った方。

実際に録音してみると分かりますが、高音質で排気音を録音するのは難しいです。

この記事では、まだ排気音を録音したことない方や、挑戦してみたけど綺麗に録れなくて試行錯誤している方に向けて、高音質で録音できる機材やコツを紹介していきます。

モトブログで排気音を綺麗に録音する方法

大型バイク3

GoProやinsta360のようなアクションカムがあれば、バイクの排気音を録音することができますが、それだけでは高音質で録音することは難しいです。

音質にこだわるのであれば、いくつか用意しなければいけないものがあるので紹介していきます。

外部マイクやレコーダーを使用する

アクションカム本体でも音声は録れますが、外部マイクを使用するのとでは音質に雲泥の差が出てきます。

外部マイクには、より細かな音が録れる周波数特性のマイクがあったり、録りたい音にピンポイントにマイクを向けることも可能です。

 

モトブログ撮影で録音する方法には、アクションカム本体に録音する方法とレコーダーを使って音声を録音する方法があります。

外部マイクを使えば、アクションカム本体で録るよりも音質を向上させることもできますが、音声録音に特化したレコーダーを使えば、より高音質な録音が可能です。

モトブログでよく利用されているレコーダーはZOOM製の物が多いです。

ZOOMのH5はバイク乗りから良い音で録れることで多く使われています。

バイクの排気音録りにZOOM H5を購入し、狙った音が録れるか試してみた【動画あり】

外部マイク・レコーダーの取付場所を決める

高価な外部マイクやレコーダーを使っても、設置場所を間違えると酷い風切り音が入ったり狙った音が録れなくなってしまいます。

そうならないためにも、外部マイクやレコーダーを取り付ける位置はしっかり選びましょう。

取り付ける位置が少し違うだけで、録音される音声は全く異なります。

 

はじめはどこに取り付ければいいのか悩み、他の人の設置場所を参考に取り付けるかもしれませんが、バイクやマイクによってベストな場所は変わってきますので試行錯誤は必須です。

取付位置としてよく使われる場所をピックアップしておきますので、ご自身の環境に合わせてテスト録音してみましょう。

・シート下に仕込む ・背負ったバッグの中に入れる ・ズボンのケツポケットに入れる
・タンデムステップにアタッチメントを付けて取り付ける
・テールに取り付ける
・ヘルメットにピンマイクを仕込む

レコーダーの録音設定をする

レコーダーで音声を録音する際に、必ずやっておかなけれないけないことがあります。

それは、録音設定です。

基本的に変更するポイントは以下になります。

 

・マイクゲイン:マイクの録音するレベルの調整
・サンプルレート:24bit/44,1khzなどと表示されていることがありますが、録音する音の範囲や精度を決める。数値が高いほど高音質で録音できデータも大きくなる。
・ローカット:特定の低い音を録音しないようにする設定。
・コンプレッサー:設定したレベルに対して大きすぎる音を圧縮して音割れを防ぐ役割。
・指向性:マイクの特性で、決められた角度から音を録音する。

 

マイクの音を取り込むゲインレベルが大きすぎると、周りの音も録音してしまい、チェーンの音や風切音といったノイズを拾ってしまう原因になってしまいます。

しゅうじんの鳥
さらに音割れといった、ブツブツといった耳障りな音が録音されてしまうことも。

反対に音が小さすぎると、ノイズは少ないですが迫力のないショボい音質になってしまいます。

 

録音する際は、マイクゲインを適正に設定しておきましょう。

分かりやすいようにイヤホンなどを使って、細かく音質の確認をしておくとミステイクも減りますよ。

風切音はなるべくカットする

走行しないと風の影響を確認することは出来ないですが、マイクやレコーダーにスポンジなどの風切音対策をしておきましょう。

バイク走行中は、どうしても風の影響を受けてしまいますので、必ず本番録りの前には走行テストをして音声を確認しておくことをオススメします。

モトブログの排気音の他に、音声も綺麗に取りたい場合

ヤエー やり方

モトブログ撮影で、自分の声を録音したいシーンが出てくるかもしれません。

排気音を録音する方法とは変わってきますので、ここからは声の録音方法の紹介をしていきます。

声を録音するにはピンマイクがオススメ

自分の声を綺麗に録音するには、必ずピンマイクを使用しましょう。

ピンマイクを使えばピンポイントに録りたい音を拾うことができ、ノイズや周辺の音などの不要な音が入らないようにできます。

 

実際にピンマイクを取り付けて声を録音する方法は、以下の物を使用した流れで説明します。

・フルフェイス

SHOEI ショウエイ Z-8 ブラック L [ゼットエイト ブラック] ヘルメット バイク用 (XL)
ショウエイ

・GoPro(動画撮影用)

・アタッチメント(GoProをヘルメットに取り付ける)

・マイクアダプター(GoProからピンマイクが接続できるようにする)

・ピンマイク(声を高音質で録音するための外部マイク)

・マイクスポンジ(風切り音防止)

・インカム(インカムを使ってツーリング仲間の声を録音)

・ステレオミニプラグアダプタ 2分配(自分の声とインカムの音を録音)

・モバイルバッテリー(撮影時のGoProを給電)

まずは、ヘルメットにGoProを取り付けるためのアタッチメントを取り付けましょう。

GoPro 顎マウント

 

 

 

 

 

 

実際にカメラを起動し、映像を確認しながら取り付け作業を行います。

カメラを取り付けたら、次はマイクアダプターの取付です。

ヘルメットの横にマジックテープを取り付け、マイクアダプターが落ちないように付けておく。

 

次はマイクアダプターにピンマイクを接続し、ヘルメットの中の口元にマジックテープで取れないように貼り付けておきます。

ピンマイクには風切り音を防いでくれるマイクスポンジを取り付けて、余分なケーブルはヘルメット内に綺麗に収納しておきましょう。

 

インカムを利用して友人の声を録音したい場合は、さらにもうひとつピンマイクをヘルメット内に仕込んで、マイクをアダプターに分配接続すれば自分の声とインカムからの音を録音することができます。

しゅうじんの鳥
詳しい方法については、後半部分にて説明しています。

ヘルメットはフルフェイスにしておく

バイクは、とにかく風切音の影響をいかに抑えながら録音するかが重要になってきます。

マイクを仕込む場所と風の影響を軽減させる方法として、フルフェイスにしておくことをオススメします。

モトブログ用の排気音撮影で失敗しないためのコツ

バイクツーリング仲間4

モトブログ動画を撮影する時は、バイクの用意やマイクのセットなどの撮影前の準備が多いので、撮影の失敗は事前に防ぎたいところ。

ここでは排気音撮影で失敗しないためのコツを紹介していきます。

本番撮影の前にテスト動画を撮影する

まずは一番はじめにやっておきたいことは、「テスト動画を撮影すること」

いきなり本番用として撮影を始めるのではなく、まずは近場でテスト動画を撮っておきましょう。

テスト撮影時に確認しておくポイントをピックアップしておきました。

 

・動画の画角
・音声の確認
・バッテリーの持ち具合
・撮影機材の設置場所(動いたり落下しないか)
・画質の確認
・撮影時に必要な物がないか(撮影時の抜け漏れを防ぐ)

 

これらのポイントを確認しておくと、撮影時の失敗も減らせますし、撮影時の改善にも繋がります。

モトブログ動画を撮影するために遠出をして、準備不足のせいでお蔵入りになるのはやり切れませんよね。

天候が良くない時は撮影しない

バイクは天候に左右されやすい乗り物ですが、撮影時にも言えます。

雨が降りそうな時は別日に撮影するようにしましょう。

 

防水機能がある機材ならまだ良いですが、ほとんどの外部マイクは防水ではないので機材の故障の原因にもなります。

風が強い日の場合は、対策をしても風切音が入ってしまうので、綺麗に排気音を録音することは非常に難しくなってしまいます。

機材が落下しないように落下防止対策を行う

モトブログ撮影時に、機材が落下してしまうこともあります。

特にGoProなどをヘルメットに両面テープで顎マウントで取り付けている方もいます。

強力に取り付いていますが、いずれ落ちてしまうので、いつか来る落下のリスクに備えて落下防止対策をしておきましょう。

 

その他にも、直接目視出来ない場所に機材を取り付けている場合は、こまめに機材の状況を確認しておきましょう。

事前に落下防止の効果があったり、万が一の落下でもある程度場所を絞ることができるようになります。

編集が楽にできるように、録音と映像のスタート箇所が分かるように音合わせを行う

レコーダーなどを使って音声を録音すると、編集データが映像と音声が別々になってしまいます。

そうなると大変になるのが、「編集時に映像と音のタイミング合わせ」です。

 

ここでは編集が少しでも楽にできるようなコツを紹介します。

まずは、カメラ側とレコーダー側の音声が同じタイミングと分かるように、クラクションや手を叩くなどして大きな音を出しておきます。

 

編集時には波形と呼ばれるそれぞれの音声データを確認できますので、似ている大きな波形ですぐにタイミングが分かるようになります。

後は録音開始時に、「本日一本目の動画撮影スタート」などの音声を入れておくと、音声データの管理もしやすくなりますよ。

モトブログ編集を行うために必要な機材

排気音を録音するためのコツを紹介してきましたが、モトブログ撮影を行うために必要な機材についても紹介していきます。

 

モトブログ撮影に必要な機材は、「アクションカメラ」「外部マイク」「カメラ取付用のアタッチメント」

これだけあればすぐに撮影をすることができます。

もちろん撮影目的によっては機材が変わりますが、先ほど挙げた機材の役割を説明します。

・アクションカメラ:バイクに乗っている動画を撮影するカメラ
・外部マイク:撮影しているアクションカメラの音の風切音を防ぎ、音質も綺麗に録音するためのマイク
・カメラ取付用のアタッチメント:アクションカメラをバイクやヘルメットに取り付けて撮影するために必要なアイテム。撮影したいポイントによって、アタッチメントの種類は変わります

 

実際に僕自身が、モトブログ撮影で使用している機材と撮影方法はこちらで詳しく紹介しています。

バイク動画・モトブログ撮影を行うときに必要なアイテムはこれだ!

アクションカメラを使った動画撮影と一緒に録音する方法

gopro 録音されない

モトブログ撮影で、自分以外のツーリング仲間の声を録音したい場合もあります。

そんな時に必要になる機材がありますので、撮影時に揃える機材の詳細を載せておきます。

・アクションカメラ(GoPro)
・GoPro外部アダプター(外部マイクを接続する)
・インカム(自分用)
・外部マイク1(自分の声を録音するマイク)
・外部マイク2(相手の声を録音するマイク)
・分配プラグ(外部マイク1,2の音声を録音するための機材)

 

分配プラグにそれぞれのマイクを接続し音声を録音しますが、マイクの配置箇所が重要になってきます。

 

自分の声を録音するマイク1は、ヘルメットの中の口元に設置。

相手の声を録音するマイク2は、インカムようのスピーカーの近くに設置。

マイクの設置が終われば、実際にマイクテストをしながら納得できる配置場所を決めましょう。

YouTube動画を観てもらうためにはサムネが大切。

動画編集

モトブログ動画の撮影が終わったら、次は動画の編集をしなければいけません。

動画の編集の流れについてはここでは説明を省きますが、詳しくはこちらの記事をお読みください。

バイク動画・編集の始め方と作業手順を簡単に紹介していくよ!

 

ここまでで動画撮影、動画編集が終わり、次はYouTubeに動画を投稿をしていきます。

すでに満身創痍かもしれませんが、苦労して撮影した動画は多くの人に観てもらいたいですよね。

そこで最後の最後に気を抜かずに、もうひと踏ん張りしないといけないことがあります。

それは、YouTubeに表示されるサムネイルの作成です。

 

動画が良いか悪いかの判断は、動画を再生するまで分かりません。

まずはその動画を観てみたいと思わせることが出来なければ、ここまでの苦労が無駄になってしまいます。

 

ゆいちゃん
「サムネイルを作るのは難しいし自分にはできない…」

 

そんな時は、簡単にサムネイル作成ができる「Canva」を使ってみましょう。

サムネイル作成に必要な素材が無料で揃っているので、まだ使ったことがない人はCanvaを使ってサムネイルを作ってみましょう。

YouTubeなどに使い方がアップされているので、詳しくは動画をご覧ください。

しゅうじんの鳥
僕の動画のサムネイルのほとんどが、canvaを使って作成しています。

Canva

さいごに

少しハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、正直慣れてしまえば自分の型ができるので、まずは紹介した手順で撮影と録音をやってみましょう。

 

 

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