雑記

安全対策はどうなっているの?工事現場の鉄パイプ・資材落下事故について思う事

どうも社会人ブロガーのしゅうじん(@syu__zin)です!

元、型枠大工という外仕事をしていた僕ですが、外仕事は非常に危険な仕事です。
自分の身を守ること以外にも、自分以外の第三者を危険にさらさない為にも現場内の徹底した整理整頓。危険な所には立ち入らない。不安全行動をしないことが鉄則になっています。

もしも、安全を怠るようなことをしていたら必ず重大な事故につながってしまいます。

先日のニュースでは、工事現場のパイプが落ちて、歩道を歩いていた通行人に直撃してしまうという起きてはいけない悲惨な事故が起きました。

安全対策さえしっかりと出来ていれば基本的には防げる事故でした。
現場を約5年ほど経験した僕が思う、事故を起こさない為に必要なことを書いて行こうと思います。

工事現場で起きる資材落下事故の原因

まず、工事現場の足場から鉄パイプや資材が落ちてしまう理由は何でしょうか?
現場は危険なので基本的に一般の人は立ち寄ることは出来ませんが、どういう状況で落下事故が起きてしまうのか僕なりに書いて行きます。

足場に整理されていない資材がある

建物を建てたり外壁を補修したりするときは、足場が必要になります。
重機や乗り物を使わない時は、足場を組んでくれるとび職の人が足場を作ってくれます。
足場を組み立てる時には足場を組む材料が近くにありますが、複数で作業をやっていて材料の受け取りミスなどで下に落下させてしまう恐れがあります。

また、組み上がった足場で作業をする業者もいますが道具や材料などを置きっぱなしで作業していると、何かの弾みで落としてしまう事があります。

側面の安全ネットがない

足場を組み終えた後は、基本的には足場から人が落ちないように側面に墜落防止のネットを張ります。
このネットを張ることによって、人の墜落事故を減らしたり、足場で作業している業者の材料の落下を防ぐことが出来ます。

基本的には道路などに面した足場であれば、安全対策としてネットは貼ってありますが、貼っていない現場であれば落下事故のリスクは格段と高くなります。

落下防止のネットがない

側面に張るネット以外にも、足場の下に材料などが落ちないように落下防止のネットを付ける場合があります。

高層ビルなど高い作業場所から落ちてくる物は、より危険なものになります。
そういった高所からの落下を防ぐためにも足場の下に落下防止のネットを設置しますが、こればない状態であれば重大な事故につながってしまいます。

落下物で多い物

実際の現場作業によって作業をする業者が異なりますが、実際にはどういったものが多く落ちてくるのでしょうか?

僕が現場にいた頃に特に目にしたものを中心に書いて行こうと思います。

足場を組む資材

一番最初に足場を組むとび職の人が使う材料が一番多く落ちていたと感じます。
足場を組み立てる時に使うパイプ(単管)、パイプを止める金具、時には足場も落ちてきたこともあります。

基本的に足場を組み立てる時は他の業者は近くに行かないようにされているので事故にはありませんが、それでもよく落下はしています。
また、組み上がった足場が作業の邪魔となり、別業者が外して資材を放置して誤って落としてしまう事があります。

作業中に使う材料

足場を利用する時は、作業をしたり移動する時が使います。
作業中に手元が滑り、誤って工具や材料を落としてしまうことがあります。
また、足場には足場を固定する為の金属の番線で縛ってあるので、足元で引っかかってしまい、工具などをばらまいて落としてしまうことがあります。

事故が起こると工事現場はどうなるのか

実際に現場で、事故を起こすとどうなるのか。
擦り傷程度の怪我であれば大きな問題にはなりませんが、指を切断したり火災が起きたり病院にいかなければいけない事故を起こすと現場での作業は全てストップします。

工事現場は多くの業者が入っていて、工事の期間も決まっています。
遅らせる訳にはいかないので事故などで工事がストップしないように現場監督は厳しくリスク管理をしています。

対策について

絶対に事故は起きないと言い切れませんが、限りなく自己のリスクを減らすことは出来ます。その為に、常日頃から安全対策が施されています。

現場の整理整頓を徹底する
作業手順を必ず守る
危険作業時は一人ではしない
無理をしない
作業前に打ち合わせを行う

現場では、作業毎にもっと細かく事故防止のための打ち合わせを行っていますが、今挙げたようなことを守っていれば減らせる事故はたくさんあります。

今回の鉄パイプが落下した事故も、数日前にも資材の落下が起きていたと説明がありました。
一度起きた事故に対して、しっかりと対策がされていなかったことで今回のような事故は起きてしまったのだと思います。

現場作業では、自分の身を守るだけではなく、第三者の身も守れるように心がけないといけないと思います。

僕の仕事も電気を扱う仕事ですが、電気は目に見えないものです。
高圧な電気を扱っているので、間違えて機械に触ってしまえば感電して大事故になってしまいます。

大袈裟にみえるマニュアルでも、大切な命を守るために存在しています。
安全意識を今一度持って、作業に取り組んで欲しいと思いました。

さいごに

どんな仕事でも事故を起こす可能性がありますが、現場仕事は特に危険が多い仕事だと思います。

自分以外にも他の人が事故を起こさないように、思いやりと危険予知を高めて作業をしていくことが本当に大切だと思います。

事故ひとつとっても、「あの時、○○をしっかりしておけば事故は起きなかった・・・」と思う事ばかりだと思います。

無事故が続き、慣れた作業になれば特に気が緩み事故が起きやすくなります。
一生懸命仕事をしているあなたの無事を、大切な人が案じていると思います。

明日からのお仕事も、安全意識を高めてどうかご安全に。

ここまでお読みいただきありがとうございました!