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免許返納。あなたの親は交通事故で加害者にならないと言えますか?

どうも社会人ブロガーのしゅうじん(@syu__zin)です!

ニュースでは高齢者が誤った操作で引き起こす悲惨な交通事故が報じられています。

まだ若い世代の人達にとっては意識しないことが多いかと思いますが、あなたを育ててくれた”親”が引き起こすかもしれないということはご存知でしょうか?

そこでこの記事で伝えたい事があります。

 

あなたの親は大丈夫?

免許返納についてです。

 

今、最も大きな社会問題の一つに取り上げられているのが高齢者による相次ぐ重大事故。
自分の親の運転はどこかで問題ないかも?そう思っている方もいるのでは?

この記事では免許返納について考えてみたいと思います。

どうして高齢者は交通事故を起こすのか

交通事故はどの世代でも引き起こしてしまいますが、高齢者にピックアップした内容で書いていきます。
高齢者の運転というのは個人差が大きく、概して判断が遅れがちです。

最新の脳ドックの技術によって、脳と交通事故の関係を明らかにしようと研究している、高知工科大学地域交通医学研究室のパク・ケチャン客員教授によると、日常生活で全く問題なくても脳ドックでMRIを撮ると脳の断面に白く写る白質病変というのがよく見つかります。

白質病変とは

白質病変は大脳白質病変のことで、加齢や高血圧等の動脈硬化性疾患により生じた大脳白質内に存在する細胞間隙であり、重度になれば脳卒中や認知症と有意な関連性があると言われている。一方、これまで軽度の白質病変は、特に脳機能や生活能力の低下はないと考えられてきた。

しかし、この白質病変があると交通事故を起こす割合が2倍近くになることが分かったそうです。

パク教授によりますと、この白質病変が見つかるのが65歳以上で急激に増えるということです。
これは誰もが起こり得ることで、病気ではなくて老化のひとつの症状ということになり、生活習慣病とかそういうものに関連がある血管の問題なので、個人差はかなりあります。

科学的に見て65歳というのが、運転に非常に注意しなければいけない一つの目安の年齢とも言えそうです。

免許返納を親にさせるためにするには

高齢者になるにつれて、運転操作のミスが増えてしまう事は生物的に見ても証明されました。

今はまだ大丈夫だけど、いつか重大な事故を起こすかもしれない危険性を秘めている親に対して、実際に自分の親を加害者にさせないために免許の返納を説得したいと思っても親が納得しないケースも多いんじゃないでしょうか?

実際に何十年も運転してきて、俺は事故を起こしたことないだろうっていう自信がある方もいらっしゃるでしょう。

交通評論家による免許返納のコツ

認知症予防士の資格をもつ高齢者の運転に詳しい交通評論家の中村 拓司さんに、両親の免許返納について、その説得の方法について取材されていたコメントです。

 

コメント
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スムーズに説得するためには、まず大前提として車や免許というものの存在の意味が親世代と私達世代とでは大きく違うことを認識してほしいということです。
以前は車というものが非常に大きな自分達のステータスにこうなってたわけです。

免許を若いうちに取って、次は車を買って中古車を買って、これがいつのまにか新車に替えられるように自分の仕事を頑張って、それがどんどんステータスになっていくと。

それとともに、家族もドライブに連れて行ってあげたりとか、学校の送り迎えをしてあげたりとか非常に家族に貢献してきてると。

そして、「おまえたちを育てたら俺だぞ」という風に言いたいのが多分本音だと思いますよね。

そこを子供にいきなり、「もう年だから運転やめたらどうだ」と頭ごなしに言われると、これはもう反発以外の何も起こりませんね。
免許証がアイデンティティそのものなんですね。

ですからそこをどういう風にうまく話を持っていくかということが非常に大切なことだと思います 。

今の世代は色んな娯楽も増えて車以外に興味が持てる物が増えてしまい、昔よりも車に興味を持つ人口も減ってしまいました。

その部分は親世代との価値観の違いはあるのかもしれません。

免許返納を勧める会話

今はカーシェアの時代ですけども、親世代の方達はマイホームと並んでマイカーというのは人生そのものと言っても過言ではない。

お父さんにはそんな意識があるじゃないでしょうか。お父さんにはそんな言い分があります。

そんな父親を説得するには、中村さんによりますと以下のような事が効果的だと話してくれました。

まずはお父さん車でどこに連れてってくれたね。あれは楽しかったよと。
思い出話を共有して感謝の気持ちを表明する。
色んな所にすごい連れてってもらいました。それをちゃんと伝えると。
覚えているよ。ちゃんと記憶に残っているよと。

しゅうじんの鳥
しゅうじんの鳥
これがすごく大切です。

そのうえで、そんないい家族の思い出が最後事故で悲惨な思いにしたくないからちょっと返納を考えたらどう?というように有効に話を持っていくと。

今日明日じゃないかもしれないけど、このまま運転を続けたらいつか大きな事故じゃなくても少し事故になったりとかするかもしれないし、それが万が一加害者になるようなことだったらその思い出が全部家族にとっても違う思い出になってしまうんだよということになると伝えることが大切です。

免許返納っていうのは家族の愛の力が必要なんだなと思いました。

まずは運転を規制することから始めてみる

住んでいる地域や生活など、皆さん色んな都合があるかと思いますが、いきなり返納ではなくても家とスーパーだけの間だけ。家と病院だけの間とか実施的な運転を規制することも有効だということです。

ちなみに女性ドライバーを説得するにはこんなやり取りも有効だそうです。
お母さんドライバーの思い出に寄り添いより、経済的に説得した方が成功率が上がります。

お母さん、車検と保険とガソリン代と駐車場代計算して一年分を紙に書いて見せて、これだけ掛かるよ!と伝える。

週刊文春によるとボーダーラインは月4万円が目安になると。
タクシーも月4万円乗らないですよね。

だから経済的負担でに攻めていくと。

愛情を持って免許返納について話す。

先程の交通評論家の中村 拓司さん。
最後に高齢のドライバーの方に愛情を持ってこんな表現で例え話をしてくれました。

 

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高齢者の方たちの約8割ぐらいの形が運転に自信を持ってるとおっしゃるんですね。
なぜかと言うと、それは今まで無事故無違反で来たからということで自分の運転が上手いからそうなんだという風に勘違いされてるわけですね。

これは自信というよりも過信ですね。

例えば今ナイターがやられてますけれども、例えば今夜のゲームに名選手である王さんとか長嶋さんといった方たちが、3番4番を打つということで果たしてジャイアンツが勝てるかと言ったら、おそらくなかなか難しいんではないかと。そういったことでですね。

フィールドを道路に例えると、現役の方達がバリバリとご活躍されてる中に往年の名選手たちが出て行っても、他の選手達と同じような活躍はなかなか難しいんですよと。

そこを自覚していただくと安全な方につながってくんじゃないかなというふうに思っております。

ちょっとプロの野球とは違うんじゃないかなって思われたかもしれませんが、運転っていうのはそれくらい高度な脳の機能を使っているんです。

特に交差点。瞬時に判断してマルチに脳を使って判断している。

車の加速なんかも自分の脳で計算して、憶測臆測含めて全部予想の範囲であるものですから。

ただ、車がないと生活できない環境の方々もいらっしゃるかと思います。

都内だとまた少し田舎と環境があるからあれですけど、実際若い方も事故を起こす方いますが、比率なんかの問題もありますけど、ただシンプルに本当に生きものとして年を重ねれば機能とか判断力っていう部分は絶対的に落ちるということがあります。

自分で車を運転する以外の移動手段の選択肢があるのであれば、返納した方がこの先はいいんじゃないかなっていう気もします。

是非、他人事ではなく家族で考えて欲しい問題です。

運転に問題ないのか助手席に乗って確認する

まだ親が運転する車の運転技術に危ない所はないのか確認出来るのはお子さんだけです。
そして一番指摘されて納得出来るのもお子さんだけです。

自分の親を加害者にしないために、出来ることとして6月には父の日がありますので、例えばお父さんの運転の助手席に久しぶりに乗ってみて、運転を確認してあげることも出来ます。

小さい頃の思い出話もそんな時にして見て、この先今すぐじゃなくても返納っていう選択肢があるよ。そしたら運転経歴書ももらえて、いろんな割引も受けられたりするよという風に、そういう話をまずしてみるところから始めてみてはいかがでしょうか。

さいごに

運転免許返納について話をしてきましたが、免許卒業みたいな話もありますし、また経済とか家族とかみんなお父さん皆さんお母さんが運転する車で、色んな思い出を作られてきたということにまず感謝を持ちたいと思います。

感謝をして、それから運転免許の返納について話をしてみるというのは非常に効果があるかと思いました。

車以外にも電動付き自転車なども検討してみるもいいかもしれません。

大切な家族との思い出を楽しいままにするためにも、自分の親の運転に不安を抱えているという方は、是非免許返納を勧める際の参考になれればと思います。