どうも社会人ブロガーのしゅうじん(@syu__zin)です!
今回は遅めのGW休暇を使って東京から少し距離のある場所の「指定過疎地域」に行ってきました!
その場所とは、岩手県にある「遠野市」になります!
岩手県には行ったことはありますが、遠野市には行ったことはなかったのでどんな場所なのか楽しみであります!
出発は東京!
目的の場所までは高速道路を使用しても7時間ほど掛かります!
距離にしては約600キロ!
今回もバイクで行ってくるので、無事故・無違反で帰れるように頑張ります!
途中で休憩を挟まないとお尻爆弾が悲鳴を上げてしまうのでこまめに休憩を取っていくよっ!
途中で立ち寄ったサービスエリアではおばちゃんに声を掛けられ、遠野市に行くと伝えたらカッパが有名な所と教えて頂きました!笑
何の情報も持たずにいつも行っているから情報を貰えるのはありがたいよねっ!笑
そして運転気を付けてねという事でガムも貰いましたっ!
人の優しさに触れた事でほっこりとしたところで運転再開!
それでは早速、遠野市について書いていくよ!
目次
遠野市とはどんなところなのか
柳田国男が明治43年(1910年)に発表した、岩手県遠野地方に伝わる逸話、伝承などを記した説話集、『遠野物語』の舞台となった町であり、河童や座敷童子などが登場する「遠野民話」があります。
遠野市を代表する特産物はこちら!
どぶろく
ジンギスカン
ホップ
暮坪かぶ
他にも「わさび」や郷土料理の「ひっつみ」などもあります!
遠野市に到着!
約600キロの距離を250のバイクで高速道路で走る事約7時間。
ようやく遠野市に到着!
風も途中強かったのでここまでくるのにすでに体はクタクタでした!笑
遠野市の道を走っていると思う事がありました!
風が強い!
山が近く立体的に見える!
まだ市街地に入る前なので余計にそう思うのかもしれないですが、周りは山に囲まれています!
そんなこんなでバイクを走らせ、ようやく市街地に到着!
時刻は12時過ぎ!
そして思ったことがあります。
市街地に入っても山に囲まれていました!!
さて、それではまずはいつものようにパンフレットをゲットする為に道の駅に向かいます!
道の駅”遠野風の丘”に到着
道の駅に”風の丘”と入っているように、先程から風が強かった理由にうなずけます。
道の駅には、風力発電が出来るように大きな風車がありました!
早速中に入り、お目当てのパンフレットをゲット!
そこで何よりも先にやらなければいけない事があります!
それは本日、泊まる宿を確保することです!!
GW明けの平日だからといって宿を後回しにしてしまうとマジで泊まる所が無くなってしまいます
僕は一度、どうせ宿なんてすぐ取れるだろうと油断していたこともあり、泊まりたい地域に泊まれなかった経験があります。
なので宿はすぐに取りましょう笑
ってな訳で宿の手配。
すでに満室な所もあったけど、よさげな宿の予約を無事に終えました!
お昼ご飯を食べに行く!
宿の手配も終え、お昼時ということもあり、ご飯を食べに行くことにしました。
丁度道の駅でも書いてあったラーメン屋さんに行こうと思い、移動します。
そのラーメン屋さんはショッピングモールとぴあ店にある「ばんがり」!
他にも店舗がありますが、僕は遠野市にある方に行きました。
店内は全てカウンターで店員さんが1人で営業していました。
メニューを見てちょとびっくりしたんだけど、安い!
ノーマルのラーメンが500円!
思わずそう思ってしまいました。
他にもメニューはありましたが、スタンダードな塩系のラーメンと小チャーハンセットを頼みました。
うむ。美味しそうである。
味については正直に話すけど、とびっきりの突き抜けた美味しさはなかったけど優しい味で美味しく頂きました!
店長さんに少し話し掛けてみる事に。
そんな話をしながら僕は思った。
あっ、この人良い人だ。
気さくな笑顔で僕の話を聞いてくれるし、遠野市のことも教えてくれる。
短い時間だったけど僕の話に付き合ってくれてありがとうございました!
そしてラーメン、ごちそうさまでしたっ!
河童に出会えるかもしれないカッパ淵へ!
お腹を満たし、次に行くところをどこにしようかと考えた結果、遠野市を象徴している河童に会いに行かない手はないな・・・
ってことで、河童がいると言われている「カッパ淵」に向かうっ!
そもそもなぜカッパ淵とはどんなところなのか?
常堅寺の裏を流れる小川の淵にカッパが多く棲んでいて、人々を驚かしいたずらをしたと言われています。
1匹、2匹の話ではなく、多くの河童が棲んでいるのか・・・
もしかしたら遭遇するのかもしれない。
早速付近の駐車場にバイクを止めるとすでにカッパがいた。
いたるところにカッパに関係している物がある!
そこには謎の祀りものもあった。
細い小道を歩くこと数分、無人販売があった。
こういうのって本当に信頼関係で成り立っているんだよね。。。
そんな小道を抜け、お寺を抜けてようやくカッパ淵に到着しました!
川にはキュウリをぶら下げた釣竿が置かれており、カッパを釣ろうとしていましたが、その先端にはカッパの姿を見る事は出来ませんでした!
伝承園に行く!
カッパ淵を後にした僕は、すぐ近くにあった伝承園に向かう事に!
そこでは遠野の昔ながらの生活を見る事が出来たり郷土料理を味わう事が出来る施設になっています。
遠野伝承園。遠野地方のかつての農家の生活様式を再現し、伝承行事、昔話、民芸品の製作・実現などが体験できます。
園内には国の重要文化財旧菊池家住宅、『遠野物語』に話者であった佐々木喜善の記念館、千体オシラサマの御蚕神堂(オシラ堂)などがあります。郷土料理を堪能できるお食事処もあります。
出典:伝承園
この時の僕のお腹は腹八分目を越えていたので、残念ながら食事をすることは出来ませんでしたが、伝承園に行ってみる事に。
施設の営業時間などは以下に書いておきます!
■開園時間午前9時〜午後5時(入園受付は午後4時30分)
■入園料大人…320円小・中・高校生…220円
■休園日年中無休
早速入場してみると、昔ながらの作りの家が何軒か建っていた。
場内はこんな感じになっているよっ!
家の中に入ることも出来るようになっていたので少しお邪魔することに。
この部屋ではカセットから流れている昔話を聞くことが出来るよ!
人も少なかったのでゆっくりと回ることが出来たので良かった!
また、場内には順路もあり、所どころに道から外れそうになったらRPGによくある「この先には何もなさそうだ」というような看板が立っていたので思わず撮ってしまった。
こうして僕は伝承園を後にすることにした。
遠野市のシンボル。荒神様
次に向かったのは、田んぼの真ん中にポツンと建つ小さな神社で、権現様が祀られており、地元の人々からは「荒神様」と呼ばれて信仰されている場所です。
なるほど。
権現様とはなんなのだろうか?
無知な僕は調べてみた。
権現(ごんげん)とは神や仏の化身が人々を救う為に、様々な姿に身を変えて、現世に現れることを意味します。「権現様」と呼ばれるお正月の行事は、岩手県南から宮城県北にかけて非常に盛んに行われています。
権現舞は、悪魔払いと無病息災を祈願し、あらゆる災いを退散、調伏させ、人々の安泰を祈祷する舞で、特に格式が高いものとして取り扱われています。 今でも集落のお祭りや年末年始のお払いに、獅子頭を使っての権現舞が行われており、「権現様」がとても広く深く地域に根付いています。
つまり、大切にされている神様という感じなんですね。
そして実際に見てきました!
知らない人はきっと「なんだこれ?」ってなると思いますが、神様がいると思うと不思議な感じがします。
寺沢高原に行って叫んできたよ!
次に向かったのは標高約1000mの高原!
この高原では、遠野市周辺の街並みや岩手山、栗駒山、北上高地の山々を一望でき、360度の大パノラマを楽しむことが出来ます!
さらにはレクリエーション施設もあるので自然の中の自然を満喫することが出来ます!
そして僕が登り、実際に見てきた景色がこちらっ!
マジで360度の大パノラマでした!!
そして誰もいない。
それならやるしかないでしょう。
あれを。
大声で叫ぶことだーっ!!
うわぁぁぁぁーーーーーっ!!
誰もいないし気にすることなく大声で色んな事を叫びました!笑
大パノラマに愚痴ってやりましたが、反応はなかったことだけお伝えしておきますね!笑
5月なのに寺沢高原にはまだ少し雪があったり、風が強すぎたりして寒かったので降りる事に。
恋愛の神様がいると言われている卯子酉様に向かう!
遠野市には恋愛の神様がいるんだと知った僕には行かない理由なんてありませんでした。
この卯子酉様(うねどりさま)の正体は小さな祠ですが、恋愛の神様としてカップルがよくよく訪れます。
境内の無人販売で売っている赤い布を左手だけで社前にある木に結ぶことが出来れば縁が結ばれると言われています。
そのことから”縁結びの神様”として知られています。
神社に着いた僕は早速赤い布を買って、置いてあったマジックペンで自分の縁の願いを布に書きました。
説明書きにあったように、この時僕は左手で結ぶことを知らずに両手で結んでしまいました・・・
そんな事も知らずに、良いご縁を期待して卯子酉様を後にしました。
宿泊先の”古軒”に向かう!
時刻は17時を過ぎたところ。
さすがに長時間のバイク運転で疲れていたこともあり、本日泊まる宿の”古軒”に向かいます!
早くお風呂に入ってちと横になりたい・・・
そんな気持ちで宿までバイクを走らせること数分、宿に到着!
宿に着くとおばあちゃんが受付をしてくれて部屋まで案内してくれました!
築130年という建物でもあったので中々の年季を感じる宿になっている。
だが、それがいい。
そしてこれが僕の泊まる部屋になっている!
良い感じだ。ゆっくり寝れそうだ。
荷物を置いて、お風呂に入る。
お風呂は一軒家のお風呂なので特別大きな湯船とかではなかったですが、問題なかったよっ!
シャンプーとかもあったけど、洗顔はないので洗顔だけは用意しておくことをオススメしておくよっ!
お風呂に上がり、食事の時間まで部屋でのんびりタイム。
一期一会の出会いをしたよっ!
部屋でのんびりしていると食事の準備が出来たということで向かうともう1人お客さんがいました。
可愛らしい女性がいる・・・
少しびっくりしましたが、2人きりで食事をすることになりました。
相手は可愛らしくて話しやすく、「どうして遠野市にきたのか」「普段は何をしているのか」などたわいのない話をして楽しく食事をすることが出来ました!
そこで、卯子酉様の正しい布の結び方を聞いて、間違った方法で結んだことを知りました。笑
そんな話をしつつ、いい出会いだなーと思いながらも、食事がマジで美味しい!!
写真を撮ることを忘れてしまったのが悔やまれる所ですが、ジンギスカンに刺身にホタテなど、豪華な食事でほんとに美味しかった・・・
値段もなんと一泊2食付きで6,300円です。
もっとお金取っても僕は文句を言いません・・・
それから女性から「どぶろく」を少しもらい、一緒に飲んだりもしましたがどぶろくもめちゃくちゃ美味しかった・・・
その後は僕はパソコンで作業することもあり、部屋に戻ることに。
女性は飲みに行くことになりました。
いってらっしゃいと声を掛け、宿のおばあちゃんと少しお話をして部屋に戻りました。
おばあちゃんの話だと、東京の人がよく来ると言っていました。
今年のGWはみんな東京からきたのだとか。
いや、みんな東京からき過ぎじゃないかい?
そう思いながら、静かな場所で東京で疲弊した心を休ませる必要があるのかもしれないと思いました。
遠野のことについて聞いてみると、冬になると人が暮らすには厳しいくらいとっても寒いと言っていました!
ウィキペディアを見てみるとー20°にもなるそうな・・・
そんな感じで各々の時間を過ごし、朝を迎えました。
もう一人の宿泊客と一緒にご飯を食べてお互いに気を付けて行こうと言い、宿のおばあちゃんとも別れを告げて遠野市を後にすることになりました!
ほんとにいい宿でしたっ!
情報は少ないけど、遠野市に来た時の宿泊先の候補として検討してみてはいかがでしょうか?
さいごに
以上が僕が見てきた遠野市になりますが、遠野市にはまだまだ僕が見れていない魅力もたくさんあります!
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の世界をイメージさせるJR釜石線の鉄筋コンクリートアーチ橋のめがね橋や、遠野物語で登場する場所がたくさんあります!
伝えきれていないことが多くて拙い記事になってしまいますが、少しでも遠野市に興味を持ってくれると嬉しいです!
それではまた指定過疎地域に行った際にはブログで記事にしたいと思います!
他にも指定過疎地域に行っているので良ければご覧ください!
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