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バイクキャンプに行くなら押さえておきたい積載方法と最低限持っていく荷物を紹介

バイクツーリングもそれなりにしてきたこともあり、そろそろキャンプツーリングもしたいなと思ったので先日初めてキャンプツーリングを決行してきました。

バイクでキャンプを楽しむなら、まずクリアーしなければいけない問題があります。

その問題になるのがバイクの積載方法です。

通常のツーリングよりもかなり荷物が必要になるキャンプでは、荷崩れを起こさない積載をしなければいけません。

この記事では、バイクでのキャンプツーリングでも荷崩れを起こさない積載方法と、バイクキャンプに必要な道具を紹介していきます。

しゅうじんの鳥
バイクキャンプでバイクの面白さを広めましょう!

バイクでキャンプに行くなら知っておきたい積載方法ポイント

バイク キャンプ1

バイクで無事にキャンプ場に辿り着くためには、しっかりとした積載をしなければいけません。

途中で荷物が落下したり、走行中に荷崩れを起こしてトラブルになってしまっては、せっかくのキャンプツーリングが台無しになってしまいます。

最悪なケースでは命に関わる重大な事故にも繋がります。

そうならないためにも積載方法のポイントを紹介していきます。

キャンプツーリング用の大容量のシートバッグを選ぶ

キャンプはとにかく荷物が多くなりがちです。

普段使っているようなツーリングバッグでは荷物が入りきらないことがあります。

デイキャンプであれば、1泊2日のようなツーリング用シートバッグでも収納することができますが、一泊するのであれば大きめのシートバッグを選んでおきましょう。

寝袋を必要としないデイキャンプをする場合は、この容量の物でも問題ありません。

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タナックス(Tanax)

シートバッグに荷物が収納されているので、シートバックさえしっかり固定できれば荷崩れでの荷物落下のリスクを減らすことができます。

僕はこのシートバッグでキャンプツーリングに出掛けていますが、容量を拡張しない55Lで十分荷物を積むことが出来ています。

走行中、荷崩れしないように重い物を下に収納する

苦労して固定した荷物ですが、バイクに積載して終わりではありません。

走行中に荷崩れを起こすことなく、安定して走れるぐらいにしておかないと重大な事故につながることも。

積載のコツとして、荷物の収納時に重量のあるものはバッグの下に収納しておくと、荷崩れも起きにくくなり安定して走行できます。

よく使うものは最後に収納する

キャンプ時は荷物が多くなりがちです。

走行前にしっかりバイクに荷物を固定して、いざ出発!

キャンプ場に向かう途中でバッグから荷物を取り出したいなんて時もあります。

しゅうじんの鳥
「取り出したい物が下の方にあって大変な思いをした」

収納の順番を考えずに適当に荷物を積載した場合、このようなことになることも。

 

よく使う物はなるべく取り出しやすい場所に収納し、キャンプ場に着いたときに使うものはバッグの下の方に収納しておくと、移動中でもストレスなく荷物の出し入れができます。

しっかり固定した荷物も、荷物の取り出しの影響で不安定になってしまうこともあるので、荷物の収納時には順番も意識しておきましょう。

不要な物は持っていかない

バイクに荷物を多く積めば積むほど車体は重くなり、運転もしにくくなってしまいます。

キャンプを充実させるために色々と道具を持っていきたくなりますが、使わない物や無くてもいい物は持っていかないようにしましょう。

撤収時や自宅での片付けもかなり楽になりますよ!

収納スペースにはあえて余白を残しておく

キャンプ出発前の荷物は綺麗に収納出来ますが、途中で食材の調達や荷物の出し入れなどで、綺麗に収納したはずの荷物がごちゃごちゃしてしまうことがあります。

収納荷物をパツパツにしてしまうと、荷物の出し入れでごちゃっとしてしまったり途中で調達した物を収納できなくなってしまうことも。

ある程度の収納スペースを残しておくとスムーズに収納も行えます。

しゅうじんの鳥
スペースがあるとついつい荷物を入れたくなる…

キャンプ場で借りられるものは持って行かずに利用する

キャンプ場によっては、焚き火台やテントなどを貸し出してくれる場所もあります。

準備した荷物が多すぎる場合は、キャンプ場から借りて持っていく荷物を少なくすることもできます。

荷物が少なければ手軽にキャンプもできて、バイクでの移動も楽になります。

キャンプ経験が少ない場合は、貸し出し可能なキャンプ場で経験してみることもオススメです。

バイクキャンプで持っていくべき最低限の持ち物

車とは違うバイクでのキャンプは、とにかく荷物を厳選しなければいけません。

ここではキャンプ時に使う、最低限必要な持ち物を紹介していきます。

テント

コテージに泊まらずに、テント泊をするならまず必要になります。

バイクキャンプで向いているテントには「ドーム」「ワンポール」「パップ」の3種類があります。

僕が使っているのはドーム型のテントですが、前室もあって余裕のあるテント泊をすることができました。

テントの選び方についてはこちらの記事をご覧ください。

ソロキャンプ用テントの種類・選び方のポイント!おすすめのソロテント10選

グランドシート

グランドシートとは、テントの下に敷くシートのことで、テントに穴が空かないよう保護してくれたり雨などの浸水を防いでくれる役割があります。

長くテントを使うためにも必要なアイテムになります。

ブルーシートなどでも代用できますので、100均などで安く手に入れることもできます。

寝袋

就寝する時に必要になってくるアイテムですが、寒い季節や標高の高い場所でキャンプをするときには使用温度に適した物を選びましょう。

寒すぎて撤退なんてこともありえるので、寒さ対策できるように衣類も持っていくと安心です。

マット

寝袋だけでは地面に熱を奪われて底冷えしてしまいます。

マットを敷いて寝れば、底冷えを防いでくれてクッション性もあるので寝心地も良くなりますよ。

荷物はかさばるかもしれませんが、コットでも応用できます。

バーナー

キャンプ場でお湯を沸かしたり、調理する時に必要になってきます。

コーヒーを飲んだり温かい食べ物を食べたりと、充実したキャンプを送るには欠かせないアイテムです。

クッカー

お湯を沸かす時に必要になる入れ物ですが、クッカーがあれば問題ありません。

料理の鍋に使ったりお皿としても使えるので用意しておくと便利です。

ライト

明るい昼までは出番はありませんが、日が沈んでくると辺りは真っ暗になることも。

そんな時に活躍してくれるのがライトです。

辺りを照らしてくれる以外にも、キャンプ場で移動する時には欠かせない物になっています。

一個だと不便なので2個はあると使い勝手も良いですよ。

椅子

キャンプ場で一息つくときや、作業するときに使用したくなるのが椅子です。

ハンモック泊をする場合は、ハンモックでも椅子代わりにすることができます。

テーブル

ちょっとした道具を置くときに必要になるのがテーブルです。
バーナーを置いたり、料理をするときに活用します。

モバイルバッテリー

スマホやLEDライトなど、充電しておきたい物はいくつか出てきます。

ライトが切れてしまった場合、明かりがないキャンプは非常に危険になりますので、モバイルバッテリーは用意しておきましょう。

ゴミ袋

ゴミを入れる以外にも使い道があるのがゴミ袋です。

かさばらないので、少し多めに常備しておくと役に立ちます。

キッチンペーパーとウェットティッシュ

何かと汚れてしまうのがキャンプです。

洗った食器を拭いたり、汚れた荷物の掃除には重宝します。

タオル

一泊したテントは、朝露がついてしまうことがよくあります。

朝露を拭いたりするときにタオルがあると便利です。

積載量を増やすためにできること

バイクキャンプ積載

積載が限られているバイクですが、荷物を増やすためのアイテムがあります。

パニアケースを取り付ける

雨にも強く、日常使いでも活躍するのがパニアケースです。

左右に取り付けることによって、荷崩れが起きやすいシートバッグもがっちりと固定してくれる役割もあります。

パッキンをコンパクトに済ませる

収納を意識せずに荷物を積んでしまうと、無駄なスペースで荷物がかさばってしまいます。

なるべく隙間を作らないように、クッカーなどの空間を上手く活用して、収納スペースを作りましょう。

雑な収納と隙間を無くすような収納では、2~3個多めに荷物がはいることもあります。

荷物を小型化させる

キャンプ用品はコンパクトな物も多く普及しています。

同じ役割を果たしてくれるものでも、より小型化した物を選べばそれだけ収納スペースを増やせて、より小さなバッグでキャンプツーリングに出掛けることができます。

タンクバッグを使う

大きな荷物は後方のシートバッグに積み込みますが、タンクバッグを活用すればまだまだ荷物を増やすこともできます

シートバッグの場合はがっちり固定しなければいけないですが、頻繁に取り出すものをタンクバッグに収納しておけば、すぐに荷物が取り出せるのでわずらわしさがありません。

バイクには積載制限があり法律が適用される

ヤエー 注意

バイクには積載制限が法律で課せられているため、積めるだけ積んで走るということができません。

道路交通法施行令第二十二条の『自動車の乗車又は積載の制限』と、第二十三条の『原動機付自転車の乗車又は積載の制限』により、積載制限の対象となるのが以下の通りです。

 

長さ:乗車装置又は積載装置の長さに加えて+30cmまで

幅:乗車装置又は積載装置の幅+左右0.15m以下

高さ:地上から2m以下

重量:60kg(50cc超のバイク)、30kg(50cc以下の原付)

乗車装置とは、シートやステップを指し、積載装置とは荷台(キャリア)を指します。

サイドバッグやトップケースについてですが、積載装置に含まれますので制限を超えないように注意しましょう。

違反してしまった場合は以下の罰則が施行されます。

バイクキャンプ 積載2

 

引用:交通違反の点数一覧表

  :反則行為の種別及び反則金一覧表

過積載は罰則の対象になってしまいますが、移動中に荷物がぶつかったり落下した場合は、重大な事故につながるかもしれませんので、積載制限を守りましょう。

万が一のトラブルの対処法について

バイク 任意保険2

多くの荷物を積んだバイクは、普段よりも車体にも負荷が掛かることも。

キャンプツーリングや泊まりを計画したツーリングで、遠出に出掛けた時に起きてしまうトラブルもあります。

万が一のトラブルにも対処できるように備えておくべきことを紹介していきます。

任意保険やロードサービスに加入しておく

事故やトラブルが起きた際に、頼りになるのが任意保険とロードサービスです。

事故が起きてしまってから後悔しても遅いので、年間で数万円をケチるよりもなるべくリスクを回避できるように任意保険に加入しておくことをオススメします。

とはいえ任意保険に加入するお金は高いと感じている方は、パンクやガス欠などのロードサービスが受けられるJAFをオススメします。

入会金が2,000円で、年間費は4,000で合計6,000円で加入することができます。

ロードサービスなしで山奥でレッカー車を手配すると、5万円以上は掛かってしまいます。

任意保険に加入していない場合は、手軽に入れるJAFには加入しておきましょう。

バイク乗りはJAFや任意保険のロードサービスに加入した方がいい話【実体験あり】

パンク修理キットを用意しておく

ツーリング先でパンクをした場合、修理修理キットがなければ自走できなくなってしまいます。

パンクの程度にもよりますが、ちょっとしたタイヤのパンクであればパンク修理キットがあれば自走が可能になりますので、お守り程度に携帯しておくといいでしょう。

バイクでも利用しやすいキャンプ場の特徴

バイクキャンプ 積載3

キャンプツーリングに行こうと思ったとき、まずはキャンプ場を決めなければいけませんよね。

まだバイクでのキャンプに慣れていない場合は、バイク乗りでも利用しやすい場所を選びたいところです。

バイク乗りが利用しやすいキャンプ場のポイントを挙げておきました。

 

・バイクの乗り入れ可能

・舗装された道がある

・貸出道具や売店がある

これらの項目が当てはまっているキャンプ場は、バイク乗りでも利用しやすい場所になっています。

バイクの乗り入れが可能な場所は、バイクと一緒にテント設営場所まで荷物をもっていくことができますし、バイクが近くにあるのでよりバイクキャンプの雰囲気を味わうことができます。

 

多くのキャンプ場は砂利道のようにガタガタな道になっていることもありますが、舗装された道では、タイヤのパンクのリスクも軽減されて、積載量の多い場合でも安定した走行ができます。

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貸出道具があれば、現地でキャンプ用品が借りられて荷物を減らすこともできます。

キャンプツーリングをするならある程度の目的を作っていこう

バイクで行くキャンプツーリングは、荷物の準備や後片付けで労力を使います。

せっかく行くキャンプツーリングを少しでも充実させるためにも、ある程度の目的を作っておくことをオススメします。

目的を作るといっても、しっかりと作りこむ必要はありません。

 

今回のキャンプツーリングはキャンプ飯を楽しもう。

深く考えずにテントを設営して読書でもしよう。

星空撮影に挑戦してみよう。

自然を堪能してリフレッシュする。

 

キャンプ場で火おこしとテント設営をしてしまえば、限られた道具の中ではすることが無くなってしまいます。

 

こんな感じである程度の目的を作っておくと、有意義な時間を過ごすことが出来ます。

積載量が限られているバイクだからこそ、道具は厳選しておこう

愛媛ツーリング1

自由度が高いバイクだからこそ、キャンプツーリングでも自由度をなるべく損なわないようにしておきたいですよね。

なるべく負担の少ないバイクキャンプライフを行うには、とにかく余計な荷物を増やさないことです。

いきなり欲しいアイテム全てを揃えるのではなく、まずは必要最低限度の荷物と自分の目的に合ったものを持っていくようにしてみましょう。

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