そんなPCX150に疑問を抱いている人に向けて、PCX150(KF30)に乗って1年以上経つユーザーが忖度なくお応えしたいと思います!
目次
PCX150の高速道路レビューしてみた
HONDAが発売しているPCXシリーズは、小さすぎず、大きすぎない。
通勤用・街乗りとしては最強のスクーターバイクの呼び名の高い車種ではないでしょうか?
PCXには『125CC』と『150CC』の2種類の車種がありますが、僕は通勤・ツーリング用としてPCX150を購入。
街乗りでは125CCでも法定速度があるので、正直150CCにこだわる理由もないかと思いますが、道路によっては125CC以下の所は走れない場所もあります。
そんな煩わしさから解放されるためにも150CCを選びました。
高速道路レビューの他にもPCX150で長距離ツーリングに出掛けた様子も書いていますので、こちらもご覧ください。
PCX150・KF30で長距離ツーリング。実際に走ってみた感想!
では、実際に高速道路を走行して感じた事をレビューしていきます。
高速道路走行は怖いのか
PCX150の車体は131kg程度のため、取り回しが非常にしやすい車種です。
車体が軽い分、「風で煽られて怖い思いをしないだろうか」と不安に思うかもしれませんが、実際はどうだろうか。
PCX150での高速道路の走行は10回近くになりますが、大型のトラックが真横を通過する際は多少ふらつくことがあります。
程度については許容範囲内のふらつきなので、高速道路の速度を守って走っていれば、ヒヤッとすることもないかと思います。
乗り心地について
街乗りでは快適にスイスイ乗れるPCXだが、高速道路での乗り心地はどうだろうか。
100キロ走行が可能な高速道路で走った場合、90キロを超えた辺りからエンジンの振動が車体に伝わってくるのが分かるようになります。
街乗り走行では感じる事のないエンジンの振動なので、個人的に車体への負荷が気になります。
長時間の走行はエンジン・車体の不安も
街乗り走行では60キロ走行までなので、0~60キロまでの走行はとてもスムーズに感じます。
高速道路であればさらに早く走ることも出来ますが、道路の流れに乗るためにもどうしても高回転走行になってしまいますよね。
60~70キロ付近までは気持ちよく伸びてくれるので、街乗り走行のしやすい速度設定なんだなと感じました。
ただし、90キロあたりを超えてくるとエンジンの振動が車体に伝わってくるので、車体に負荷が掛かっているように感じます。
走行時に受ける正面の風はお腹まで当たる
PCX150には純正のウインドスクリーンが付いていますが、正直な感想、あまり雨風を防いでくれません笑
これは街乗りでも感じていたことなので、高速道路の走行時にもお腹の辺りまで風を受ける事になります。
僕は通勤時にも雨風を防ぎたいので、大きめのウインドスクリーンに交換しましたが快適になりました。
高速道路では走り方によっては燃費が落ちる
街乗りに比べると高速道路では Stop & Goがないので、無駄なアイドリングや加速が減り、一定の速度で走ることが多くなります。
70~80キロ程度の走行であれば燃費は下がることはありませんが、100キロ付近で走り続けると燃費が下がりました。
PCX150はリミッターが付いており、瞬間的に120キロまで出すことが出来ますが、そのような速度で走り続けるとガクッと燃費も悪くなります。
燃費を気にする場合は、70~80キロ走行を心がけると良いかもしれません。
走りを楽しみたいならマニュアルが良いかも
PCX150の乗り心地についてはお話しましたが、走りにもついても思う所がありました。
バイクに乗って走りを楽しむことについて、人それぞれ求める部分があるかと思いますが、どうしてもオートマ車では『バイク本体を操っている感じ』が少なくなってしまうことも。
マニュアル車のように走り方に合わせてギアを変えたりしないので、人によっては物足りないかもしれません。
PCX150の高速道路走行で気を付けたいこと
実際にPCX150で高速道路を走っていて感じたことですが、いくつかありましたのでお話していこうと思います。
追い越しは負担が掛かる
高速道路では、道路の状況によっては追い越し車線を走って、前の車両を追い越したくなる時があるかと思います。
そんな時に100キロ出して追い抜こうとすると、トルク的に加速で少し時間が掛かってしまいます。
メモ
60~80キロで走行する場合は快適ですが、100キロ出して追い越しをする際は少し車体にも負荷が掛かるように感じます
大型車両の風にあおられることも
バイク乗りの方であれば経験があると思いますが、大型車両が通り過ぎるとバイクが風に煽られて怖い思いをしたなんてことも。
高速道路では街中よりも車両の速度が速いので、スピードを出す大型車両に追い越される場面もあるかと思いますが、車と比べると車体の軽いバイクは風に煽られやすくなってしまいます。
街頭のない夜の走行はライトがひ弱なことも
車のような大きなライトが付いていないバイクは、夜の高速道路の走行では照明の強さが不十分に感じてしまうこともあります。
先程載せた高速道路を走行した動画でも、どのようなライトの見え方なのか想像出来るかと思います。
動画では後続車の車のライトがないと道路が見えにくいように感じてしまいますが、実際は90キロ程度の走行であれば走行には支障は出ないかなとも思いました。
乗ってて思う。PCX150は高速道路走行も問題ないバイク!
ここまでPCX150の高速道路走行で感じた事をお話してきましたが、過度なスピードさえ出さなければ問題なく走行できるバイクだと思います。
ただ、100キロを超える走行での追い越しなどは、車体的にも少し負荷が掛かりしんどい気持ちになりました。
PCX150は街乗りが一番相性が良いかも!
高速道路も走れるPCX150でしたが、多くのライダーに選ばれるバイクである1番の理由は『街乗りの快適さ』だと乗っていて思います。
それでは最後にこの記事のまとめを書いて行きます。
PCX150の高速道路走行で感じたこと
70~90キロ当たり走行が快適
100キロ走行は車体の負荷を感じる
やっぱり街乗りが快適だと思う
個人差はあるかと思いますが、実際に10回近く高速道路を走行した感想でした!
何度も言いますが、PCX150は街乗り最高のバイクです!
PCXの街乗りをさらに最強にする、パニアケースの取り付け記事も書いてます。
【PCX150・KF30】キジマにGIVIのリアボックスを取付!
ここまでお読みいただきありがとうございました!